経験から伝えたいこと

山崎 一郎

(学習塾送迎担当 60代)

【現場運転手にインタビュー!】

エポックでは約160名の運転手が幼稚園、学習塾、企業の送迎に携わっています。ここでは各現場の特徴や運転手さんの想い、ちょっとしたウラ話などを紹介します。

今回は奈良交通で運転手の指導員までご経験をされてきた「山崎さん」にインタビューをお願いしました。


まずは入社のきっかけを教えてください!

20代の頃から奈良交通で観光バスの運転手をしておりました。その後は同社で運転手の指導員などを経験し、定年後も嘱託で勤務しました。退職してからは別会社で観光バスの運転をしておりましたが、コロナの影響もあり現在の塾送迎に応募しました。

実際にエポックで働いてみていかがですか?

出勤時間が15時30分なので、午前中を自由に使えるのが嬉しいですね。趣味でパソコンを作ったり、自宅のリノベーションをしたり、毎日忙しいですよ(笑)。観光バスに乗っていた頃は、そんな時間の余裕はなかったですから。

運転歴の中で印象に残っている話を聞かせてください。

サッカーのワールドカップが日本で開催された年には、奈良県に滞在したチュニジア代表チームのバスを運転しました。皇室の愛子さまが学習院の修学旅行で、奈良県に訪れた際のバスも運転しましたよ。スキーバスが雪に埋まってしまい、12時間ほど動けなかった事もありましたね。

運転手の指導員もご経験されているのですね。

当時はとにかく厳しく指導していましたよ。運転手からは恐れられていましたが、私としては「本人が事故して困らないように」という一心でした。

例えば左側の電柱が道路側に出ている場所で、対向車が来たらどうしますか?これは三者集合(電柱+自分の車+対向車)と呼ばれる状況で、事故の危険性が高くなります。電柱と対向車を同時にかわそうとせず、対向車を先に行かせてから電柱を通り過ぎるなど、必ず順番にかわすようにしてください。

このような話がたくさんありますので、またよかったら聞きに来てください。大丈夫、怖くないですよ(笑)。現在は塾に通う小学生から「おっちゃん今日なー」という世間話を聞く、優しい運転手さんですから(笑)。

山崎さん

同じ校舎担当の吉村さんと、いつも2人でバスをピカピカにして頂き、本当にありがとうございます。またいろんなお話を聞かせてください。

エリア担当木村